フォルツァ　SマチックEvo　ざっくりレビュー

フォルツァ納車から、ちょうど１か月。
走行距離もちょうど１０００kmを超えたので、初回点検に持って行き
オイル交換も行ってもらいました。(ちょっとイイやつ入れてもらった＾＾)

これで、やっと慣らしも完了かな。

先日、1stインプレとして、以下のエントリーを行いました。

フォルツァ 1stインプレッション

この時は、主に装備周りを写真付きで紹介していたので、今日はフォルツァの特徴の1つである

「電子制御7速Honda Sマチック Evo」

についてのレビューを書きたいなと思います。

これ、どんな機能かというと、

>オートマチックでありながら簡単なスイッチ切替えにより、マニュアル感覚の
>操る楽しみも堪能できる電子制御7速Honda Sマチック Evo。
>S7モードをはじめとする5つのモードの中から、走行シーンや気分に応じて
>好みの走りを選択できる。
※ホンダ公式サイトより抜粋
※http://www.honda.co.jp/FORZA/equip/evo/index.html

という機能です。

フォルツァはスクーターなので、もちろんオートマなのですが、
ハンドルについているスイッチ操作で、疑似的なシフトチェンジが楽しめるってわけです。

私は、機械とかエンジンとかに詳しく無いので、あくまでも、
「乗ってみて感じた」というレベルのレビューとなりますのでご容赦お願いします。

選べるモードは以下の5つ。

・オートマチックモード（Dモード、Sモード）
・7速オートシフトモード（Aモード、S7モード）
・7速マニュアルモード

これらを、ハンドルの左右にあるスイッチで切り替えて操作します。

まずは、「オートマチックモード」の2つから。

オートマチックモードとは、取説によると、

「スロットルグリップの開き具合と走行速度に応じて低速から高速まで自動的に
変速するモード」

だそうです。

オートマチックモードには、「Dモード」と「Sモード」があります。

エンジンをかけた時の基本となっているのが「Dモード」です。

「Dモード」は、まさにスクーターのオートマらしく、静かに、のんびりと、燃費良く走ってくれます。
ここから、ハンドル左のシフトスイッチの「-」を押すと「Sモード」に変わります。

「Sモード」に変えると、エンジンの回転数がキュンッと上がります。
1000rpmくらい上がるかな。

追い越しとか、シグナルダッシュをかましたい時とかに使うと、いい感じで加速してくれます。

私はいつも、「Dモード」で走っていて、前の車を追い越したい時に「Sモード」に切り替えています。
ギュギュッっと力強く加速してくれます。
で、追い越したら、シフトスイッチの「+」ボタンを押して「Dモード」に戻すって感じで使っています。

次に、「7速オートシフトモード」の2つ。

7速オートシフトモードとは、取説によると、

「スロットルグリップの開き具合、走行速度、エンジンの回転数などに応じて
1速～7速の変速段が自動的に選択されるモード」

だそうです。

7速オートシフトモードには、「Aモード」と「S7モード」があります。

オートマチックモードで走行時、ハンドル右にある「モード切替スイッチ」を一度押すと「Aモード」になり、
もう一度押すと「S7モード」に切り替わります。

走った感じ、「Dモード」と「Aモード」は似た感じもあるのですが、この「Aモード」にしていると、
取説にある「1速～7速の変速段が自動的に選択される」という感覚がなんとなく伝わってきます。

「Dモード」はオートマらしく、スーっと加速していくのに対し、「Aモード」は1速から7速まで
ミッション車でシフトアップしているような、クイッ、クイッと段階的に加速していく感じがあります。

また、「Aモード」で走行しているときに、スロットルを戻したり、ガバッっと全開にしたりすると
「シフトダウンして加速する」ような挙動をしてくれます。
ちょっと気持ちいい。

ただこれ、私が感じた感覚的なイメージなので、あしからず(汗

これに対して「S7モード」は、なんというか、最もパワフルで燃費の悪そうな走りをしてくれます。

「S7モード」に切り替えると、これまたエンジンの回転数がギャババッっと上がります。
1000rpm～2000rpmくら一気に上がる感じです。

また、発進時には、スロットルをひねると、7～8000rpmくらいまで一気に回転数が上がって
「俺、今頑張ってるぜ！！」的な、加速をしてくれます。

これも1速～7速まで段階的に加速してくれますが、街乗りでシグナルダッシュで使うと
3速くらいで法定速度を超えそうになるので、いまいち使いにくいです。

取説にも「ワインディングなどでのスポーティな走りに適しています」
と、記載があるので、まぁ、そういう使い方を想定しているのでしょう。

最後が「7速マニュアルモード」。

7速オートシフトモードで走行時に、ハンドル左のシフトスイッチの「+」か「-」を押す事で
任意の変速段を選択できるモードです。
疑似的なマニュアル操作ですね。

これは、あまり使っていません。
ボタン操作が難しいというか、忙しいというか。

ボタンをポチポチ押しながら変速段を変えて走れるので、慣れれば気持ちよく走れるのかもしれません。

と、いったところで、ざっくりレビューでした。

それぞれに特徴があって、時に単調になりやすいスクーターにおいて
良いアクセントになっているのではないかぁと思います。

ではまた！

2013年5月20日